プライスアクションFX〜欧米機関投資家の視点から

サポートとレジスタンスでのプライスアクション、ローソク足分析に基づく欧米流のトレードを学びましょう。

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ローソク足分析:Pin Bar

      2015/12/03

こんにちは。

 

今日は、ローソク足分析で欠かせない、Pin Barについてです。

 

Pin Barとは、Pinocchio  Barの略です。

そう、ピノキオバーです。

皆さんはピノキオの話はご存知でしょうか?

ピノキオはウソをつくと鼻が長くなります。

それに例えて、ローソク足で、上ヒゲ、下ヒゲが長いBarのことを

Pin Barと呼ぶのです。

 

下のチャートを見て下さい。

赤の矢印が付いているBarがPin Barです。

上ヒゲが長いですよね。

 

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Pin Barの定義にはいろいろあるのですが、

私が認識している定義は、

・ヒゲの長さが、ローソク足全体の2/3以上を占める

・実体の長さはローソク足の1/3以内と小さく、

また、終値と始値は、Barの端に近い

です。

 

拒否を意味するPin Bar

 

ヒゲが長いという現象の背景を考えてみて下さい。

仮に上ヒゲが長いPin barとしましょう。

上ヒゲが長いという事は、一度ヒゲの一番上のプライスまで上昇はしたものの、

その後、プライスは落ちて、最終的にはローソク足の1/3より下でクローズしたということです。

それは何を意味するでしょうか?

 

答えは、

上昇したあるプライスのポイントで、強い売りが入った、ということであり、

それ以上プライスの上昇を許したくない「拒否」の意思表示が、Pin Barの意味なのです。

 

売ったのは誰でしょうか?

 

欧米機関投資家、ビッグボーイズです。

 

ビッグボーイズの基本的なトレードのスタンスは、

「サポートで買い、レジスタンスで売る」ですから、

どこでPin Barが発生しやすいかと言うと、

当然サポートやレジスタンスの位置になります。

そして、Pin Barは反転のシグナルとなります。

 

上のチャートのPin Barは、直近高値手前のweekly pivotのR1で出現しています。

weekly pivotについては、また後日お話したいと思っていますが、

直近高値とR1という2つのレジスタンスの条件が満たされていますから、

ここで発生したPin Barは反転の可能性の極めて高いPin Barということになります。

 

もう一つチャートを見てみましょう。

 

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こちらはチャート右の端の辺りで赤い矢印のついたBarが、

Pin Barです。

 

Pin Barが出現している箇所は、同じく直近高値付近、そしてweekly pivot付近です。

 

一度直近高値を上抜けるものの、下落して上ヒゲの長いPin Barとなりました。

Pin Barの意味は「拒否」ですから、反転の可能性があります。

そして、次の足で、長ーい陰線の「包み足」が出ています。

その後、再度戻すものの、最終的には下落しています。

 

このようにPin Barは反転の可能性を示す大切なローソク足です。

 

サポートレジスタンスの位置での出現や、

押し目や戻り位置での出現も、心強いシグナルとなります。

 

皆さんも実際のチャートでPin Barを見つけて、その後チャートがどのように動いたのか、

確認してみて下さい。

 

 

 

プライスアクション、ローソク足分析、ダウ理論によるシンプルなトレードが、

最終的にあなたに利益をもたらします。

お金は失ったら、なくなってしまいますが、

一度身につけたスキルは、あなたから一生消えることはありません。

焦ることなく、長い目でプライスアクションのスキルをじっくり学んでいきましょう。

そして、インジケーターではなく、自分の頭で考えるトレードをしていきましょう。

 

P.S
プライスアクションに興味はあるけれど、

「何から手をつけていいかわからない・・」

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そんなあなたは、プライスアクションの基礎固めする為の方法についての記事をご覧下さい。

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