プライスアクションFX〜欧米機関投資家の視点から

サポートとレジスタンスでのプライスアクション、ローソク足分析に基づく欧米流のトレードを学びましょう。

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エントリー戦略8:プルバックの変形

      2015/07/05

こんにちは。

 

先日押し目買いや戻り売りの戦略ということで、PBを紹介しました。

今日は、少し変わった形のPBを説明したいと思います。

 

下落トレンド時の戻り売りポイントを探していると仮定しましょう。

先日説明したPBのチャートは基本的には戻りの波が1つのものでした。

このCPBは、①反発して上昇する波→②トレンド方向に進み始める波→③もう一度反発して上昇する波という

3つの波があるものです。

 

分かりにくいと思うので、チャートを見てみましょう。

 

comlex pullback

綺麗な下降トレンドが出ています。

チャートの真ん中あたりで、安値を付けているのが分かるでしょうか。

 

この安値をつけた後にチャートを見たと仮定しましょう。

 

この安値の前に付けたSwing low=ここを破られたら、この下降トレンドが終了したと定義される場所は、

どこでしょうか?

 

チャート真ん中辺りの赤い下向きの矢印のローソクです。

ここまでは売りを探していくことになります。

 

安値をつけた後のプライスの動きを見てみましょう。

 

6本連続で陽線が出て、しかも1本1本のローソクが大きいですね。

ということはかなりの買い圧力があること、また、安値をつけた後の利益確定組がいると判断できます。

ここまでが1つ目の波です。

 

その後3本陰線が出ますが、その前の陽線の大きさ、本数を考えると、

まだ売りが入って来たとは判断しにくい場面なので、様子見が正解でしょうか。

この3本の陰線が2つ目の波です。

 

その後再度買い圧力が上回り、先ほど6本の陽線で付けた高値を超えていきます。

 

一度高値を付けて、押し目があり、その後高値を超えたのだから、

トレンド転換?と思う方もいるかもしれません。

しかし、先ほど説明したように、直近の安値をつける前のSwing low=一つ目の赤い矢印を

ブレイクされるまでは、トレンド転換とはみなしません。

その辺りの話は、こちらの記事で詳しくしていますので、よかったらご覧になって下さい。

 

話を戻しましょう。

 

その後、高値を更新していきますが、先ほどの6本の陽線ほどローソク足に勢いがありません。

2つ目の矢印の、2つ前のローソクはギリギリ陽線ではあるものの、

始値と終値がほとんど同じです。

このローソクを見る限り、買い勢力が弱まって来たかな?というところです。

ここまでが3つめの波です。

 

そして次の線で、おなじみの包み足が出ます。

この包み足のローソクの安値をブレイクしたところでエントリーです。

 

このPBの変形の本来の手法としては、

1つ目の波=6本の陽線でつけた高値を下にブレイクしたところで、エントリーです。

まあ今回のチャートでは、包み足の安値も、1つ目の波の高値も、ほぼ同じ位置ですので、

エントリーポイントは同じになります。

 

LCは3つ目の波の少し上あたりですかね。

TGはそれぞれの報酬比率の考え方で設定して下さい。

私なら、TGを2つに分け、リスクリワード1:1のところと、1:2のところに設定すると思います。

 

LCまでの距離が近いので、エントリーしていたとしたら、

なかなかよかったのではないかと思います。

 

PBの変形はいかがでしたか?

いろいろとチャートを観察して、エントリーのポイントを探してみて下さいね。

 

 
プライスアクション、ローソク足分析、ダウ理論によるシンプルなトレードが、

最終的にあなたに利益をもたらします。

お金は失ったら、なくなってしまいますが、

一度身につけたスキルは、あなたから一生消えることはありません。

焦ることなく、長い目でプライスアクションのスキルをじっくり学んでいきましょう。

そして、インジケーターではなく、自分の頭で考えるトレードをしていきましょう。

 

P.S
プライスアクションに興味はあるけれど、

「何から手をつけていいかわからない・・」

「自分一人で学べるかが不安・・」

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